娘の心臓手術|小さな体で乗り越えた大きな試練
娘への薬の投与が続く中、ある日 「心臓の動脈が一時的に閉じる傾向にある」 との連絡がありました。「これで手術をしなくて済むかもしれない…!」
そう安堵していたのも束の間。
次にお見舞いに訪れたとき、再び動脈が開きつつあることが判明。
「もう試せる薬はすべて試しました」と医師に告げられ、
いよいよ手術が必要な状況 になってしまいました。
あの 小さな体で、しかも心臓近くの手術…。
当然、娘への負担は計り知れません。
できることなら、薬で閉じてほしかった…。
でも、これ以上は待てない。
さらに娘には、ASD(心房中隔欠損) という小さな穴もあることが分かっていたため、
「この手術に耐えられるのか…?」と、不安ばかりが募りました。
手術をしなければ、血中酸素濃度が低くなったり、さまざまなリスクが出てきてしまうため、
もう 手術は避けられない状況 でした。
信頼できる先生との出会い
手術は、専門の先生に執刀してもらうことに。手術の説明を受ける際、自分の表情にも不安が出ていたのか、
先生は すごく和やかな雰囲気 で話してくれました。
そして、力強くこう言ってくれました。
「私に任せてください!大丈夫ですから(^^)」
その一言で、少し肩の力が抜けた気がしました。
さらに、説明中に他の家の子どもが泣き叫んでいたのですが、
先生は笑顔で、
「元気でいいですよね。私は、子どもの泣き声は元気なほうが好きですね。」
と言っていました。
その言葉を聞いて、
「この先生なら信頼できる」
と、直感的に感じました。
迎えた手術当日|朝から落ち着かない時間
ついに手術の日。私の両親にも付き添ってもらい、朝9時から手術が開始されました。
しかし、自分は ずっとソワソワ…。
親にも 「あんたは昔から変わらんね(笑)」 と言われる始末💦
手術は約 3時間。
待っている時間は本当に長く感じました。
「もぅ大丈夫!安心してくださいね!」手術成功の知らせ
そしてーーー。ついに、手術室から先生が出てきて、
「もぅ大丈夫!安心してくださいね!!」
と、元気な声で報告してくれました。
手術は無事成功。
さらに、「傷も将来的には目立たなくなると思うよ!」 と言ってもらえました。
この言葉を聞いた瞬間、張り詰めていたものが一気に解けた気がしました。
手術後の娘との再会|驚異の回復力!?
手術が無事終わり、しばらく検査が続いた後、看護師さんから 「面会いいですよ!」 と連絡がありました。
娘に会いに行くと、そこには 全身麻酔でぐっすり寝ているはずの娘の姿が…。
・・・と思いきや!?
すでにもぞもぞ動き出している!!😂
看護師さんも驚いた様子で、
「元気ですね!大丈夫そうです(笑)」
と言っていました。
この回復の早さに、ちょっと笑ってしまいました。
とはいえ、手術当日でもあるので、無理せず 面会は短めにして退散。
一つの山場を越えて…
まだまだ課題は多いけれど、「大きな山場をひとつ乗り越えた」 という実感がありました。
娘は 小さな体で、懸命に頑張っている。
「これからも全力で守っていかなきゃ。」
改めて、そんな思いを強くした日でした。
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