超未熟児成長日記 出産のその後 その5

2024年3月14日木曜日

【娘の成長記録】

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NICUでの闘い|小さな命の力強さ

娘が誕生してから、すぐに NICU(新生児集中治療室) でお世話になることになりました。

周りの赤ちゃんも小さかったけれど、娘が一番小さかった。

保育器の中、たくさんの管に繋がれ、人工呼吸器もつけられている。
その姿は痛々しくて、見ているだけで胸が締め付けられました。

でも、小さな体で必死に生きている。

喉にチューブが入っているため 泣き声は出せず、目もまだ開かない。
肌も未熟なため、大部分がシールで覆われていました。

「本当に生きていけるのだろうか…?」

最初の数か月は、いつ何があってもおかしくない状況 で、
「どうか無事に生きてほしい」と毎日願い続けていました。

驚いたのは「眉毛」だけはしっかりしていたこと😂

そんな未熟な娘でしたが、ひとつだけ しっかりしていたもの があります。

それは、眉毛。

産まれたときから くっきり濃く、はっきりと存在感を放っていました(笑)。

そのギャップに、「小さいのに、眉毛だけはしっかりしてるなぁ…」と、
少しだけクスッと笑えたのを覚えています。

大きさは、大人の小指の第一関節くらいのサイズ。
最初は触れることすら許されず、ただ見守ることしかできませんでした。

NICUでの面会|やっと長く一緒にいられる時間

妻は入院中、毎日娘の様子を見に行き、
私も 仕事帰りにできるだけNICUに寄る ようにしていました。

今までの病院と違い、NICUは面会時間に制限がなかった ため、
妻と長い時間一緒に過ごすことができました。

(ちなみに、妻の病室の面会時間は 相変わらず15分… 😓)

少しでも 「一緒にいる時間を増やしたい」 と思い、
私は 一眼レフカメラ を持ち込んで、たくさん写真を撮ることにしました📸✨

「いつか娘と一緒に、この写真を見たい。」

そう願いながら、カメラのシャッターを切り続けました。

成長の兆し|6月上旬、ついに目が開く!

少しずつ、娘の成長が感じられるようになりました。

6月上旬ーーー。

ついに 娘の目が開いた のです!👀✨

これまでずっと閉じていた目が開き、
その小さな瞳が パチリ とこちらを見つめた瞬間、

「本当に生きてくれているんだ。」

と、改めて実感しました。

さらに、腕も活発に動かすようになり、「生きる力」 を強く感じました。

でも…すべてが順調に進んでいたわけではありませんでした。

突然の知らせ|心臓の動脈が閉じていない…

ある日、お医者さんから 衝撃的な話 を聞かされました。

「本来、生後2~3週間で閉じるはずの動脈が、娘はまだ閉じていない。」

それは PDA(動脈管開存症) という状態でした。

もし閉じなければ、手術が必要になる。

でも、小さな娘にとって手術は大きな負担。

「どうか、薬で閉じてくれ…!」

そう願いながら、薬の投与を開始しました。

願いが届いた…!奇跡的に動脈が閉じ始める

そして、しばらく経ったある日ーーー。

お医者さん:「動脈が閉じ始めています!」

「よかった…!」

本当にホッとしました。

ただ、完全に安心できるわけではなく、
「まだまだ油断ならない状態です」と言われました。

小さな命の力強さを信じて

NICUにいる間は 毎日が不安との戦い でした。

でも、娘は 小さな体で必死に生き抜いている。

500mlのペットボトルより軽い体で、
それでも 「生きるんだ」 と頑張る姿に、何度も勇気をもらいました。

「大丈夫。絶対に大きくなれる。」

そう信じて、これからも 娘の成長を見守り続けよう。

次回予告…NICUでの成長と、新たな試練

少しずつ成長していく娘。
しかし、NICU生活は まだまだ続きます。

次回は、
✅ NICUでの成長記録
✅ 体重が増えてきた!
✅ そして、また新たな試練が…!?

について書いていきます!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました✨
次回もぜひ読んでいただけると嬉しいです😊

自己紹介

自分の写真
パソコンが大好きなSEサラリーマンです💻✨ 2023年5月に娘が誕生し、育児に奮闘しながら「もっと頑張らなければ!」と決意を新たにした30代パパです👶💪 現在、Amazonアソシエイトでも活動中! 仕事・育児・趣味を楽しみながら、役立つ情報を発信していきます♪

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